LESSON1

CFD取引ってなに?WHAT IS CFD TRADING

CFD=「差金決済取引」
CFD取引とは

CFD(Contract for Difference)取引の日本語表記は「差金決済取引」です。金、原油といった今注目されている商品を、円ベースではなく、ドルベースで取引できることから、話題を集めています。この取引は、証拠金取引になり、実際に投資している資金より大きな金額の取引を行うため、ハイリターンがねらえることもありますが、ハイリスクな取引にもなります。


広がる投資市場

金融制度改革の先がけとして、1998年4月「外国為替及び外国貿易法」が改正され、本邦にも外国為替証拠金(FX取引)が誕生しましたが、実はこのFX取引もCFD取引のひとつです。その取引対象は、世界各国の通貨をはじめ、金、銀、原油、穀物などの商品(コモディティ)、また、世界の証券取引所、先物取引所に上場されている株式・株価指数など広範囲にわたっています。 ※ 弊社では、商品(コモディティ)のみの取扱となります。

LESSON2

CFDの魅力ATTRACTION OF CFD

下降局面でもチャンス

CFD取引には大きく分けて3つのメリットがあり、それが魅力のひとつでもあります。
次にその魅力をご紹介します。

オーバーナイト金利(日歩)について

現物CFD取引(金現物・銀現物)では、当日のポジションを翌日に持ち越す場合、金利に相当する日歩が発生します。日歩は、LIBORまたはLIBIDをベースにスプレッドを調整して決定されます。現物CFD取引では、規定時間をまたぐと買い建ての場合にはお客様に支払い金利が、売り建ての場合にはお客様に受取り金利が発生します。日歩は毎日計算されます。

なお、限月CFD取引(NY原油・大豆・コーン)では、日歩は発生しません。 日歩の金額は、日々変動いたしますので、お電話または郵送にてお伝えいたします。

レバレッジの効果

店頭商品デリバティブ取引は、商品先物取引やFX(外国為替証拠金取引)と同様、レバレッジ(てこの原理)を使っていますので、資金率が高いです。

「証拠金変動制度」

弊社 さくらインベストでは、「証拠金変動制度」を導入しております。
「証拠金変動制度」とは、前営業日の終値によって、その日の必要証拠金が算出される制度です。参照市場の価格より、取引対象銘柄の総代金が算出され、その5%が必要証拠金になります。

【例:金現物の場合】
前営業日の終値が、金 1,850ドル 為替 76円のとき
(計算例) 1,850ドル ×100トロイオンス×76円×0.05=703,000円
この日の必要証拠金は、703,000円 になります。

弊社 さくらインベストでは、「証拠金変動制度」を導入しております。
「証拠金変動制度」とは、前営業日の終値によって、その日の必要証拠金が算出される制度です。参照市場の価格より、取引対象銘柄の総代金が算出され、その5%が必要証拠金になります。
【例:金現物の場合】
前営業日の終値が、金 1,850ドル 為替 76円のとき
(計算例) 1,850ドル ×100トロイオンス×76円×0.05=703,000円
この日の必要証拠金は、703,000円 になります。

魅力と仕組み

CFDも「買い」はもちろん、「売り」からも取引ができます。
「売り」から取引を始めた場合、その後価格が下がったところで買い戻すことで、その差額が利益となります。逆に価格が上がったところで買い戻しますと、その差額が損失となります。

LESSON3

CFDのリスクとは?WHAT IS THE RISK OF CFD?

リスクを理解する事が重要
市場リスク

一般的に市場リスクとは、金利、有価証券価格、商品価格等、様々な市場リスク要因の変動により、保有する資産の価値が変動し、損失を被るリスクをいいます。店頭商品デリバティブ取引の場合、参照市場の急激な価格変動等により、取ったポジションの逆に価格が変動し、損失を被るリスクをいいます。

流動性リスク

一般的に流動性リスクとは、市場の混乱等により取引ができなくなったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより、損失を被るリスクをいいます。店頭商品デリバティブ取引の取引対象市場の中には、高い市場流動性の伴わない参照原商品市場が含まれる場合があります。従って、ポジションを決済する際に、市場流動性の不足により価格表示が遅れる、もしくはまれに不可能な場合が発生し、損失が生じるリスクをいいます。

信用・取引先リスク

一般的に信用リスクとは、取引先の財務状況の悪化等により資産の価値が減少、ないし消失し、損失を被るリスクをいいます。店頭商品デリバティブ取引は、取引先の与信リスクの低下に伴い、損失が生じる場合があります。

システムリスク

一般的にシステムリスクとは、コンピュータシステムのダウンまたは誤作動、及びコンピュータの不正使用等により、損失を被るリスクをいいます。

店頭商品デリバティブ取引のリスクについて、上記の事項は、一般的なリスクを記載するものです。 従って、店頭商品デリバティブ取引にかかわる全てのリスクについて言及するものではありません。 店頭商品デリバティブ取引は、取引対象商品の価格の変動等により、損失が生じることがあります。 また、この取引は、多額の利益が得られる可能性がある反面、多額の損失を被る危険の伴う取引です。 時として、預託した証拠金額以上の損失が生じる可能性があります。 弊社が交付する契約関係書類の内容をご熟読いただき、その仕組みや特徴を十分にご理解の上、自己の財産の状況、 取引経験、及び取引目的等に照らして、適切と判断する場合のみ、自己の判断と責任において行うことが大切です。 取引手数料は、弊社所定の手数料が発生します。
LESSON4

相場の読み方HOW TO READ THE MARKET PRICE

分析方法は大きく分けて2種類

24時間眠ることなく動いている世界のコモディティ価格。その相場を動かしている要因は、一体何でしょうか?
大きく分けるとファンダメンタルズとテクニカルの2つの要因があります。

ファンダメンタルズ分析について

商品(コモディティ)の価格は、主に需要と供給を反映して動いていると言われています。 そして、需要(消費)と供給(生産性や流通性)には、さまざまな要因が係わっています。 例えば、天候不順、政情不安、あるいは新興国の成長、人口増加…などです。
こうしたさまざまな要因(ファンダメンタルズ要因)を調査分析し、現在と将来における値動きを分析する手法が「ファンダメンタルズ分析」です。
「ファンダメンタルズ分析」を行っていくために、次のようなものが注目されているようです。

経済指標・金融政策・要人発言
又、銘柄によっても注意する点が変わります。
金であれば → ETFの残高や、アメリカ雇用統計等
原油であれば → 毎週水曜日発表のEIAやAPIの原油在庫統計等。
穀物であれば → USDA(米農務省)が毎月発表している「世界および主要国の穀物・大豆の需給見通し」等
テクニカル分析について
もうひとつ相場を動かす要因として「テクニカル要因」があります。
相場動向をグラフにして示したチャート上にて、買い時や売り時のサインが出たことにより相場が動くことを「テクニカル要因」といい、チャートの動きから相場の動向を分析する方法を「テクニカル分析」といいます。
LESSON5

チャートの読み方HOW TO READ CHARTS

チャートでテクニカル分析

チャートは相場の動向をグラフにして示しただけのように見えますが、相場を動かしているのは人間であり、その動きを追ったチャートには、人間の心理が色濃く反映されます。
投資家は、基本的に同じチャートを見ているので、同じような予測を立てることになります。例えば、「そろそろ下がりそうだ」というサインがチャートに現れると、「そろそろ売っておこう」と思う投資家が多数あらわれます。そして、実際に大量の「売り」注文が出て相場が下がる、なんてことがあります。人間の心理が相場を動かす典型的な例です。チャートからこうした流れをいち早く見つけることができれば、投資判断に役立つこともあります。
この2つの要因に注意を傾けると、なぜ相場が動いたのか、そのヒントが見えてきます。又、今後の相場の見通しが立てやすくなることもあります。

チャートの見方

チャートの基本的な見方は簡単です。縦軸が価格、横軸が時間を表しています。その中に値動きが、表現されています。

ローソク足

チャートには様々な種類があります。そのうちの1つ、「ローソク足チャート」は多くのトレーダーが活用しているチャートです。
「ローソク足」は、1本で始値(はじまりね)、終値(おわりね)、高値、安値を表します。始値より終値のほうが高い場合は「陽線(ようせん)」と呼び、始値と終値の間の実体部は、通常、白抜きまたは赤。 反対に、始値より終値の方が低い場合は「陰線(いんせん)」と呼び、実体部は通常、青や緑もしくは黒で表します。

※ご注意:チャートからすべての出来事を読むことは不可能です。相場は予想外の動きをすることあります。
LESSON6

取引をはじめる前にBEFORE STARTING TRADING

必要な準備が整えば口座開設へ

必要な事それは準備です。さらにCFDをよく知るためにルールが書かれた説明書(事前交付書面)を見てみましょう。 見て理解することが大事です。
準備が整えば口座を開設しましょう。
口座開設は弊社ホームページ上から簡単に行えます。いずれも簡単な入力とメールや郵便のやり取りだけです。お気軽にご相談ください。
口座開設には審査があります。審査は必ず受けていただくことになります。審査が終了すれば晴れて口座開設が完了し、お取引スタートできます。

※ご希望があれば懇切丁寧にスタッフが説明に伺います。
口座開設終了後、口座にご入金いただきますと、
お取引の準備は完了です。 ご不明な点などございましたら、
弊社カスタマー サポートセンター
0120-656-115 (8:30~20:00) まで
お気軽にお問い合わせください。