相場の価格差(値鞘)を利用して利益を得ること、またはある市場における現物または先物の売りつけに対して、これと同時に同一または異なる市場において行われる同種または他の現物、もしくは先物の買い付けのこと。「裁定取引」
International Monetary Fundの略。国際通貨基金のこと。国際協調の促進や国際貿易の拡大および均衡的発展の促進、為替安定の促進、多国籍決済制度の確立および外国為替制限排除の促進などを目的としている機関。
インディアナ、オハイオ、ミシガンの各地で生産される米国産黄大豆のこと。
市場を経由しないで、売り方と買い方とが互いに売買の相手方を選び、一人の売り方と一人の買い方の当事者間で直接に取引すること。
直物取引や先渡取引に関係なく、ある時点の受渡日に決済を行う「買い」・「売り」の一方的な単独取引。スワップ取引との比較で用いられる。
豆類のさやが着いても天候異変で収穫を諦めて、青い状態のまま刈り取る事。
相場の天井が青空のように際限なく高く思われるような状況をたとえていわれたり、値幅制限が解除されて相場の天井がない状態のこと。上げ相場が続いて買い人気の強い時のこと。
小豆の生育最盛期に、畑が青々と繁っているさまのこと。
小豆相場などにおいて用いられる言葉で、市場の人気は豊作気構えとなること。これを反映して相場は下落する。このような時、青田ほめ相場という。
相場を自分の思う高値を付けさせるために、一時に大量に買うこと。相場を強引につり上げる為に意図的にまとまった買いを入れること。
相場用語としては「売り」「買い」の売買のこと。
商いのついた数量のことで、出来高ともいう。商い高が多くて相場が上がっている時は、相場に対する一般大衆の関心が高い事を示す。
悪材料が出て相場が下落し、それによって、更に悪材料が出て来るような場面のことをいう。
相場を下げるような悪材料が一掃されて、下げ続けていた相場が一段落すること。相場が下向きから上向きに転じたような時に「相場は灰汁抜けした」ともいう。
一般に上げると見られた相場が、市況要因だけで意外な安値をつける事。その相場の下がったところを見計らって買いを入れることを「悪目買い」という。
相場が流れとして上げの傾向にある時のこと。
上げ続けた相場が一時停止した状態のこと。
上昇していた相場が、保ち合い状態に入ってなかなか上がらない状態のこと。
市場の一般人気は上げ相場を歓迎しており、相場も上昇傾向となって、少々の弱材料が出現しても、下げない相場つきのときに使う。
だんだん値段が高くなっている相場のこと。高騰している相場、または底値を固め上向いてから天井を打つまでの相場のこと。
相場の動いてきた過程を表す罫線のこと。日単位の足取りを日足、週単位を週間足とか週足、月単位を月間足・月足という。
相場が動いている様子を「味が良い」「味が悪い」という。
ASK。取引レートを提示する側の売値、取引を求めた側であれば買える値段のこと。「オファー」ともいう。
相場の天井(上昇しきったところ)のこと。または、当月限のこと。
相場で儲け続けている人のこと。
相場が下がる時に使う。
情報分析解説者のこと。
売り方が相場を無理に下落させる為に、大量の売物を一時に出す事を「売り浴びせる」という。
相場が下がり気味なこと。
相場の大きな流れの中での小さな変動のこと。上げ相場の時の押しを「綾押し」という。下げ相場の時を「綾戻り」という。
寄付きから大引け、もしくは節の売買値段の推移、または相場の騰落の歩調のこと。
相場を時価に直して損益の計算をすること。値洗いという。
本来あるべき商品がない状態のこと。生産者や流通業者が商品を出し惜しみするため、それまで浮動していた品物が一斉に市場から姿を消してしまうような状況をいう。
売りか買いかどちらかの玉を建てて、利が乗った時、利のはげない内に反対売買をし、両建てにして、ひとまず利益を確保すること。
大勢の流れが買い、または売りになっており、すぐには流れの変わる恐れがない時に使う。
市場の人気や相場の大勢がどうであろうとそれにかまわず意地になって行う売買のこと。
北海道産豆類は、北海道条令で規格検査に合格したもののみ道外へ移出できる。その検査の俗称。農産物検査規格その二の事をいう。
顧客が先物取引を行うにあたって、商品先物取引業者に対し前もって納めるべき保証金のこと。
商品先物取引業者が委託者の注文により取引所において取引を行ったときに委託者から受け取る手数料のこと。
取引所における価格決定方式の一つで、単一約定値段方式とも言う。この方法は、単一約定値段による売買締結方法のうち、一番簡単で、かつ、大量の売買に適している。
一時盛んとなった売り人気または買い人気が、売り物または買い物がひとわたりして途絶すること。
上昇してきた相場がひときわ高くなることを「一段高」といい、反対に下落してきた相場がひときわ安くなることを「一段安」という。
買いもしくは売り一方で建て玉すること。または、1銘柄についてのみ売買すること。
各限月のうち最初の限月のこと、当月限のこと。
罫線で相場の足取りを長期間について見た時、相場の波は数ヶ所に渡って最高またはこれに近い高値を示すことがあるが、このうち、一番始めの高値を示すところを「一番天井」という。反対の場合は「一番底」という。
取引所における売り買いの最小取引単位のこと。
多数の買い手に対して1人の売り手が売り向かうことを「一手売り」といい、また、反対に多数の売り手に対して1人の買い手が買い向かうことを「一手買い」という。
相場が上か下かに変動するが、結局は元の水準に戻ってくること。
一方向に動いていた価格の変動が一時的に止まる事。
全く動かない相場のこと。
過去何日間か一定の日数の間に出現した相場の平均値段を算出し、これを毎日継続して算出した平均値を移動平均といい、この移動平均を折れ線グラフに描いたものを移動平均線という。
下げ傾向にあった相場が一転して上げる勢いとなることをいう。
相場が思うように上がらないこと、又は下がらないことで自分の抱えている売買玉に悲観気分を持つ事。
安値で売った後に相場が上がり、または高値で買った後に相場が下がって損計算となっているため、手仕舞えなくなっている建玉のこと。「しこり玉」ともいう。
Bank Of Englandの略。英国の中央銀行のこと。
参考レートのこと。
インフレにより貨幣価値の低下による資産の目減りを防ぐ為に、株式、商品、不動産等を買って保険つなぎをすること。
ニューヨーク・マンハッタンの南端にある金融、証券の中心地のこと。
先物取引で売買し、納会日に売り方は現物を、買い方は丸代金を提供して売買取引を決済すること。
現物商品を受渡しする際に受渡し可能な品質の商品で、各商品ごとに取引所が定めている。
売り買いの注文数が少なく、市場に活気がないこと。
各限月間の値段の開きが少ないこと、または同銘柄の取引所間など、隔地間の値段の開きが少ないこと。
新規上場や新甫(しんぽ)発会などでついた最初の値段のこと。
建玉を転売または買戻しによって決済すること。「手仕舞い」「仕切り」ともいう。
相場が下落しており、反対の場面が考えられないときのこと。
値の上がる余地のあること。
取引所、為替、為替相場のこと。
大豆の略。ソイ・ビーンズの頭文字。
大豆かすの略。ソイ・ビーン・ミールズの頭文字。
ソイ・ビーン・オイルの頭文字。
外国為替保証金(証拠金)取引のこと。
ニュージーランド・ドルのこと。
London Metal Exchangeの略。ロンドン金属取引所のこと。
数年おきに南米ペルー沖の海面水温が異常に上昇する現象のこと。
あらかじめ定められている取引開始時間を災害や取引所の都合により遅らせること。
円貨の対外価値が高まることをいい、相対的に外国通貨安を意味する。
顧客が新規建玉を行ったときの手数料と、その建玉を手仕舞いしたときの手数料のこと。商品先物取引では手仕舞い時に同時に支払う。
何らかの要因によって主力銘柄を中心に相場が高騰を続け、取引高も急増する市況のこと。または大幅に値段が上昇していること。
1000円台、10000円台など相場の大きな単位のことで、節目として意識される事が多い水準のこと。
自己の基準とする取引市場で翌日へ持ち高を持ち越すこと。
翌日決済を条件に金融機関ないし大手企業間で貸し借りを行う金利市場においてすべての金融センターで各々の通貨につき毎日金利がクォートされること。
取引所の前場または後場の最後の立会のことで、特に前場大引けといわない場合には、後場の大引けを指す。
保有する有効な注文のこと。
相場が小高低を繰り返して高低とも新値を出さないこと、または相場が長期間保ち合っていること。
上昇基調にある価格が一時的下がったところ。または、その値段のこと。
多くの者が押し目待ちのときには、売ろうと思っている者も安値は売れないため、売り注文が少なくなりかえって押し目を見せず、一本調子に値を上げていくことが多いことをいう相場格言。
買い建玉を転売、あるいは売り建玉を買戻しして、売買を終了させること。「手仕舞い」ともいう。
Offer。アスクと同意。
権利を商品として売買する取引のこと。買い手はその権利をプレミアムという代金を支払って購入し、売り手はプレミアムを受け取ると同時に権利に対する義務を負う。権利とは、権利行使価格で当該先物市場に建玉を持てる権利のことをいい、買い建玉を持つ権利のことをコールオプション、売り建玉を持つ権利のことをプットオプションという。その権利を行使するか否かは買い手の判断による。
Organization of the Petroleum Exporting Countriesの略。石油輸出国機構のこと。
相場がなかなか上がらない様子。
値上がりまたは値下がりを見込んで売買すること。もしくは、相場の変動に対する見込みのこと。
材料が相場に反映すること。既にある材料が出ることを見越して売買されていて、その材料が出た時に相場がかえって反応しないことを「織込み済」という。
前場・後場の最後の立会い出来値段のこと。通常は後場の立会いが終了した最終出来値段のことをいう。
買い物を入れたために必然的に相場が上がること。
会員組織である取引所の会員のこと。
海外の取引所またはその他市場で形成される相場及び取引状況の総称のこと。
中央銀行等が保有する外貨のこと。
自国通貨以外の通貨で諸計算を行うこと。
売り物があるだけ全部買うこと。
売り注文が多く相場が下落しそうなときに、買い注文を入れて相場の下落を食い止めること。
金融機関同士の外国為替取引の仲介業務をする企業あるいは担当者のこと。
「外国為替及び外国貿易法」のこと。
買い注文が少なくなること。
一度下がった相場が上がって、前の高値と同じ値段をつけること。または一度上がった相場がその後下がって前の安値と同じ値段をつけること。「つら合わせ」ともいう。
格付によって定められた受渡代用品の標準品に対する価格差のこと。「格違い」、「格ザヤ」、「格幅」ともいう。
現品を持っていたり、現物の売買契約をした後、価格の変動によって生じる損害を防ぐ為に取引所の先物取引で売買すること。「保険つなぎ」「ヘッジング」ともいう。
相場が下落する様子もなく、かえって上昇する可能性があること。または堅実なこと。
売り買い両建玉を差し引いた、売りか買いかいずれか一方になっている建玉のこと。
Cover。自分の持ち高を精算する方向で外国為替の売買を行うこと。買ったポジションを売ること。売ったポジションを買うこと。
貨幣供給量が物価水準を決定し、貨幣供給量の成長率がインフレ率を決定するというマクロ経済理論のこと。
予想よりも収穫が少ない状態のこと。
現物を持たないまたは現物を手当てすることなしに売ること。
通貨のこと。
約3.785リットル。
市場参加者の期待が相場に変動を与えるという為替相場決定理論のひとつ。
資金の必要に迫られたとき、または手持ちの値下がりを見越したときに売ること。
暇で取引高も少なくなること。
人気や相場の調子のこと。
個人投資家と区別され、投資家あるいは資金運用機関となる企業のこと。
上昇相場のときに、何かのきっかけで相場が急速に下げてくること。
国際的に外国為替取引の中心となる通貨のこと。現在は米ドルが基軸通貨。
商品によっては、一定の周期で生産と消費が繰り返されるが、その一定周期の終末時点で残存して次期に繰り越される在庫のこと。
相場が上がるか下がるか見当がつかないため、売買の判断が難しく売買をためらうこと。
何円以上になれば買う、何円以下になれば売るといった注文の仕方の事である。
相場を下げる材料があるのにも関わらず、逆に相場が高くなること。
定期または臨時に市場での売買取引を休むこと。
暴落に次ぐ暴落で収集つかない相場のこと。
強気と弱気のことで、相場の上げ歩調と下げ歩調のこと。
取引所市場の場合、競売買のこと。
相場が高く、上げ歩調が続いていること。
商品取引所においてされる売買注文のこと。
売買の注文を出したとき、その売買取引が成立すること。
相場が上昇、または下落して力が弱まってきたのに、買い玉、または売り玉が手仕舞いされずに大量に残っている状態のこと。
市場のその他諸々の関連から見て、その真価を大きく上回るような高い価格が出なければ、売約定を買いもどすことができないような状態のこと。
未決済の売り建玉と買い建玉の差引残高のこと。
売りと買いが取り組まれて約定の数量が多くなったところで、売り玉は買い戻され、買い玉は転売されて玉が整理されて取組高が減少すること。「玉ほぐれ」ともいう。
銀行が一般顧客から外貨を現金で買うレートのこと。
各国政府の中央銀行が持っている準備資産のうち、金地金で保有しているもの。
各国中央銀行が発行する通貨ではなく、金という商品そのものの持つ価値を通貨の価値の基準としておこなう貨幣経済。
従来からある金融商品(株式、債券、為替など)から派生して出来た取引のこと。「デリバティブ」ともいう。
相場の高安が期限、銘柄によってまちまちなこと。
相場がほとんど動かない状態のこと。
相場がくずれ落ちるように下がること。
GDの刻印があり、国際的に通用する金地金のこと。ロンドン金市場が公認した17カ国42業者が精製したもので通常400オンス(約12.5kg)の大型金塊。
倉庫会社が預託を受けた商品の保管を証するものとして発行する証券のこと。
清算機関のこと。
翌期に持ち越された在庫、期末在庫のこと。「キャリイ・オーバー」ともいう。
原油のこと。
穀物のこと。
等級、規格のこと。
異議申請のこと。買い方が、取引所に対し、受渡品について品質・量目その他につき故障の申し立てをすること。
最終値、大引値のこと。
倉庫に保管してある穀物に発生する虫害を避けるために、倉庫全体を密閉して薬剤によりいぶすこと。
価格の動きをグラフで表したもの。「チャート」ともいう。
さとうきびのこと。
売買帳尻のこと。
反対売買をして取引を終了すること。又は、受け渡しを行うこと。
市場人気や値段、売買の量的なものの様子。
現物が少なくなること。
先物取引における売買約定を最終的に決済しなければならない月のこと。「期月」とも言う。
月末を約定の履行期限とする制度のこと。
収穫高が減ること。
前年に比べて、農作物の作付面積が減少すること。
取引所で品受けした受け方からクレームの申請が行われた際に行う、検査の手数料。
現存の商品のこと。
現物売買を専門にする商人のこと。
米国中西部の穀倉地帯のこと。
金の品位保証の為に製品や地金に掘り込んである印のこと。地金には精製業者の記号と品位を証明する数字、重量、番号が刻印されている。
少数の売買ないし注文のこと、または小数量の売買をする人のこと。
相場が焦げ付いて動かない状態のこと、つまり商いが膠着状態となっていること。
売り方や買い方への取組意欲が強いこと。
相場が少し高くなること。
新規上場銘柄の取引などを味付売買したり、または年末最終立会日(大納会)や年初の初立会(大発会)などに味付け的に売買すること。
上げまたは下げ続いていた相場が渋滞すること。
相場が大底に至る途中一時的に安値をつけ、その後しばらく騰勢を示すこと。
売買手数料のこと。
商品のこと。
順鞘のこと。
東京商品取引所における値幅制限制度。基準額に達すると5分間取引が停止し、基準額分値幅が拡大して取引を再開する。その場合の基準額の幅、もしくは制度を指す。
市場が活気を帯び、相場もしたがってしっかりしていること。
相場の流れに逆らった売買をすること。「逆張り」ともいう。
もっとも先の限月のこと。
予想される材料が現れる前に人気が先行し相場が高くなったり安くなったりすること。
受渡期日の遠いもののこと。また、先物取引のことを単に「先物」ともいう。
現物の受渡しをせず、反対売買により差金の授受により決済すること。
相場が安くなっていること、またはその下がる歩調のこと。
下げていた相場がちょっと底をついた感じになり、まだ下げそうで案外下がらない状態にあること。
売買注文を出すときに自分の都合の良い値段を指定すること、またはその指定値段のこと。
相場の急激な変調のこと。
相場の変動による売り値と買い値の開き、または同一時刻における銘柄間、限月間、あるいは場所間の値段の開きのこと。「値鞘」ともいう。
相場の変動、地域差、時間差などによる売り値と買い値の開きを利用して、その間の差益を取ることを目的として行う売買戦法。
開いていた鞘が縮小すること。
鞘がだんだん小さくなること、すなわち、隔地間、銘柄間、または限月間の値開きが縮まること。
取引所で行われる価格決定方式のひとつ。一日の始まりから終わりまで連続して取引が行われ、その間に複数の価格が決まっていく複数約定値段方式の価格決定手法。値段と数量の合致した売り方と買い方が個別に売買を成立させていく。
相場全体の様子のことで、「地味(じあじ)」や「場味(ばあじ)」ともいう。
Japanese Government Bondの略。日本国債のこと。外債に対して、国内債という場合もある。
相場の騰落を予想して新たに売買の注文を出すこと。
金、白金など貴金属地金を取り扱う業者のこと。
売り建玉を買い戻し、買い建玉を転売して決済すること。
平成2年の商品取引所法(現・商品先物取引法)の改正により導入された制度で、上場商品の許認可の申請に際し、一定期限を設けることにより、新規商品の上場の円滑化を図った制度のこと。
商品先物取引業者が委託者の注文とは別に、自社で行う売買建玉のこと。
上下するが、大きくは市中相場から離れることがない相場。
相場が安くなること。
相場の下値が固くてなかなか下がらないこと。
相場が下がりそうで下がらない状態のこと。
相場が滑るように下落すること。
現在の値段より安いところ、または下落幅のこと。
相場が高いこと。高騰・急騰というほどではないが、小高いというのでは物足らない程度に高い場合のこと。
相場が上昇気味の勢いで保ち合っている場合をいい、値段はそう動いてはいないが人気が強いときのこと。
その商品を購入して実際に消費したり加工したりするための需要のこと。
経済情勢や原価採算、需給関係など相場に影響を及ぼす材料がふるわないこと。
現物のこと。先物取引で空売りまたは空買いに対して現品を売る、または買うときに用いる言葉。また、先物取引に売りつながれた実物がはかばかしく消化しないで浮動し、相場が下落することを「実弾もたれ」という。
天然ゴム産地の輸出業者のこと。
広くは取引に参加して売り買いする人のことをいうが、一般には大きな資力を持って他よりも多量な建玉を保有したり、大きな売り買いをしてその動向が注目されるような人を特に「仕手」と呼ぶ。
取引所が受渡し場所として指定する倉庫のこと。
売り方の仕手と買い方の仕手とが、同じ銘柄の売買を巡って争うこと。
仕手集団による売買を背景に激しい値動きをする相場のこと。
需要に対して現物の供給が少ない状態のこと。
取引所の所在地近辺を拠点としている商品取引会社やそれらの取引会社を通じて取引を行っているプロの投資家のこと。
反対売買で建玉を決済すること。
下落していた相場が高くなること。
需要と供給の関係を背景に推移する相場のこと。
値上がりしている相場が更に高値になること。
商品の先物取引を行うための市場。わが国の商品取引所は商品先物取引法に基づいて運営されている。現在の取引所は2か所(東京商品取引所、堂島取引所)となる。
今までなかった値段または新しく付けた値段のことをいい、新しい高値を「新高値」、新しい安値を「新安値」という。また、相場が新高値または新安値を付けることを「新値を切る」という。
発会日に新たに生まれる限月のこと、またはこれについてできた値段のこと。また、この限月の最初の立会を「新甫発会」という。
建玉を手仕舞って利を入れること。「利食い」と同義。
取引所の会員や取引参加者をその態様によって分類したもののことで、「当業筋」「専業筋」とか、「実需筋」「問屋筋」「商社筋」「地場筋」「仕手筋」「大衆筋」などという。また、大きな売買を行って他人の注目を集める者や、その人を中心として同調的な売買をする者たちの集団などにつき、出身地などの地名を冠して「○○筋」などと呼ぶこともある。
受渡供用品は商品ごとに、等級別に格付けされているが、その下級品のこと。
値幅制限のこと。相場が極端に上下し、市場が混乱することを避けるために、取引所が定めた一日に変動する最大の値幅のことをいい、銘柄によって異なる。制限値幅まで値段が高くなることを「ストップ高」、その逆を「ストップ安」という。
Stop order。自己の持ち高による損害を防ぐ為に設定する指値注文のこと。
Strike Price。オプション取引の権利行使価格のこと。
限月間、市場間、現物と先物、相関関係のある商品間などで生じる価格差のこと。
日本語では「投機」。差金決済を前提として、利ザヤを稼ぐことを目的に取引すること。
現物、直物取引のこと。
売り建玉または買い建玉を持つ者が、手仕舞いをするために行う商いのこと。
相場がつかない場合に人気をつけるために行う売買玉のこと。
板寄せ銘柄の取引は午前に数回、午後に数回に分けて立ち会いを行う。その立ち会いの一回一回が『節』と呼ばれ、前場1節、2節、3節、後場1節、2節、3節、引け後節のように呼ばれている。
前場第一節のこと。板寄せ取引のみ存在する。
前日の立会の最終値段のこと。
弱気が多くて売り人気に傾いて多くの注文が売り注文になることを「総売り」、反対に強気が多く買い人気に傾いて多くの注文が買い注文になることを「総買い」という。
投売り注文などが殺到して相場が暴落すること。
市場の人気が全て強気に傾くことを「総強気」、反対に市場関係者や一般投資家等が全て弱気になり先行きを悲観することを「総弱気」という。
全建玉数、売買契約の合計。1枚売りと1枚買いを合わせて1取組と数える。
相場に強力な売り材料が出て、皆が買い建玉を全て投げること。
相場の動きに現れるくせのこと。「場癖(ばぐせ)」ともいう。
相場の玄人のこと。
相場の形勢や動き方のこと。
情報の出所のこと。
前日または前節に引き続いて相場が上がることを「続伸」、前日または前節に引き続いて相場が下がることを「続落」という。
前節、前場引け、あるいは前日に引き続いて相場が急上昇すること。続伸よりも上昇幅が大きいときに用いる。
相場が下げるだけ下げて下げ止まること。「底たたき」ともいう。また、そのような状態になることを「底をつく」、「底をたたく」という。
相場が下がりそうに見えて案外下落せず、むしろ確り気味なこと。
相場が繰り返し繰り返し何度も同値近辺での安値をつけてもう下がらなくなる状態のこと。底固めになったことを「底済み」ともいう。
相場が下げ足に下げ足を続け一向に下げ止まる様子がなく、一体どこまで下がるか分からない状態のこと。「底抜け」ともいう。
相場が下がるだけ下げて、下げ止まったときの値段のこと。
底値は長く続き、そう簡単には回復しないことをいい、「底百日」ともいう。
精糖の原料。
相場の概数を示す呼称で、例えば1円または10銭きざみで取引される場合には、10円単位を台といい、100円単位を「大台」という。また、例えば20円台が30円台になることを「台替り」、大台が変わることを「大台替り」、相場が台を割ることを「台割れ」、大台を割ることを「大台割れ」という。
相場の見通しを立てる場合に、向こう1週間から10日ぐらいを「目先」、半月から1ヵ月くらいを「中勢」、2・3ヵ月を「大勢」または「大局」といい、やや長期の見通しのことをいう。また、大勢を見通して相場をやることを「大勢張り」または「大局張り」という。
年末の最終日の立会のことを「大納会」、また、新年最初の立会を「大発会」という。
相場の上昇と下落がきつく激しいこと。
相場の高値付近を買い建玉していること。
市場の人気は強くなってきてはいるものの、その人気の割に値段が上昇しないこと。
取引所で売買両方の場立ちが集まって売買取引をすること。
立会の行われる時刻をいい、午前中の立会時間は前場、午後は後場と呼ばれ、それぞれ一節、二節というように区分され、節ごとに立会開始時刻が定められている。
取引所において売買取引された売買約定によるもので、決済末了のものをいう。売り約定のものを「売り建玉」または「売り玉」、買い約定のものを「買い建玉」または「買い玉」という。
売買約定値段のこと。
売り建玉もしくは買い建玉をつくること、または新たにある商品またはある銘柄を取引所で上場すること。
市場で売り物が多く余っていること。
自分の建玉を有利にするためのみせかけの売買のこと。
相場が多少安くなっていて商いもそれ程活発な状態にないこと。
豆類が開花して、莢(さや)をつけること。
豆類などの農作物に直接または間接に被害を与える虫の害のこと。
長く下落していた相場が、一時的に高くなること。本格的に上げ相場になっていないこと。
前日の帳入値段と当日の帳入値段との差額のこと。
建玉を値洗いするための基準値段のこと。
自分の考えよりも、有力な仕手の売買に同調した取引をすること。このような方法を「提灯張り」、そのように相場を張る人達を「提灯筋」という。
相場の先行きを楽観して猛烈に買い進むこと。
売り(買い)相場に成功し、市況がますます下落(上昇)していくと思われるとき、更に売り(買い)物注文出して一段と売り(買い)の目的を達しようとすることをいいます。
関税法の規定に従って輸入関税を国庫に納付し、その他手続き(検疫や検品)を済ませた貨物・商品を輸入することにつき許可を得て税関を通すこと。
だらだらと下げている相場が急に大幅に下げることをいい、この場合にさらに売ることを「突っ込み売り」、突っ込んだ所を買うことを「突っ込み買い」という。
保険つなぎとサヤ取りの意味があり、また、保険つなぎには売りつなぎと買いつなぎとがある。
相場の見通しを強気と見て、買い注文を入れたり買い建玉をする人のこと。
相場が上がったまま落ちずに保ち合っていること。
市況の大勢に反して不自然に買い上げて相場を高くする場合に、工作買いなどによって相場を人為的に上昇させること。
特に材料がないのに他の限月、他の商品などにつられて値段が高くなること・安くなること。
受渡し用の現物や代金の準備をすること。
当日限りの注文のこと。
日計り注文のこと。
金融機関が自己の勘定で売買すること。
市況が急変したときは、人気が熱狂して相場は実勢以上に行き過ぎるが、しばらくすると人気が落ち着いてきて、この行き過ぎが修正される。この場合の修正された相場のことをいう。
相場が低調のうちに気迷いを示すことをいい、商いが不振になる場合のことをいう。
新規の売買をするだけの材料が見当たらず、相場も上下どちらに動くか見当がつかない状態にあることをいう。
市場において成立した売買約定の数量のことをいい、売買高とは異なる。すなわち、売買建玉がそれぞれ100枚の場合は売買高は200枚、出来高は100枚となる。
売買約定の成立値段のこと。
売買が全く成立せず、値段も付かないこと。「不申(もうさず)」、「できもう」ともいう。
取引所で成立した売買の当事者およびその売買数量の状態のこと。
チャ-ト分析により相場を予測すること。
相場の下落を人為的な手段を用いて食い止めること、または大量の買い注文を出して相場を支えること。
建玉を買い戻し、または転売して決済し、売買関係から離脱すること。「仕切り」ともいう。
建玉を損をして転売、買い戻しをして決済することをいい、損失を承知の上で買い建玉を転売することを「手詰売り」、損失を承知の上で売り建玉を買い戻すことを「手詰買い」という。
下落基調だった相場が回復して上昇基調に転ずること。「立ち直り」ともいう。
売買を差し控えること。
金融派生商品のこと。金融派生商品とは、金利 ・為替・株式・債券などを先物・オプション・スワップ取引の形で組み合わせた高レベルな金融商品のことをいう。
農作物の生育する春から秋にかけて、天候材料を背景に動く相場のこと。
保ち合っていた相場が動き出す気配を示したときの状態、または動こうとする気配のこと。
差金決済を前提にし、利ざやを稼ぐことを目的に取引すること。
商品の品位の程度を示す区分のこと。
上場商品の売買、売買の仲介、取次ぎ、生産、加工などを業務としている関連業者の総称。
先物取引において受渡し月となった限月のこと。「当期」ともいう。
異なる銘柄、異なる限月、または異なる市場間における相場の値段が同じであること。また、格付けにおいて同一格になっていること。
商品市場において思惑のためではなく、当面の需要を満たすために小口の買い物をすること。
天変地異等によって相場が激変し決済を行うことが困難となった場合、または、仕手戦の激化により市場の収拾がつかなくなった場合等において、これをこのまま放置することは市場の秩序が乱れるなど、取引所の公的機関の役割が果たせないと判断された場合において、売買当事者の協議または、取締官庁の命令もしくは取引所の理事会等の決議によって、売買約定を一定の値段により決済すること。
突発的な材料により相場が急騰したことを「突飛高」、反対に急落した場合を「突飛安」という。
他に比較してある銘柄またはある取引所だけが独り高くなることを「独歩高」、反対にある銘柄またはある取引所だけが独り安くなることを「独歩安」という。
方針を変えて、売り方ならば売り玉を手仕舞いし反対に買い玉を建てること。買い方ならば買い玉を手仕舞いし反対に売り玉を建てることをいう。
相場が急に上昇したことをいいます。または、相場の急変によって証拠金が不足に陥ったため、建玉を強制的に決済されること。
売りと買いとが取り組むということから、成立した建玉を「取組」といい、この未決済売買契約の数量を「取組高」という。
取引所で取引を行う場合の売買1枚あたりの数量のこと。
貴金属の重量単位のこと。32.15074トロイオンス=1キログラム、1トロイオンス=31.1035グラム。
市場内部に存在する相場を動かす材料のこと。需要と供給の関係や取組との関係など、市場外部と関係ないもの。
建限月数のうち中間に位置する限月のこと。「中物」、「中月限」、「中期」、「期中」ともいう。
前場または後場の立会の中で、中間が安い場合のこと。また、中限の相場が安いことをいう。
平均相場のこと。
投げ注文が出尽くして、今後それ程投げ注文が出なくなった相場のこと。
投げが続出したために下落する相場のこと。外部からの材料による相場ではなく、取組の力関係により買い方が負けて下落する相場をいう。
投げ注文が多く出ると相場が下落し、それに誘われてさらに投げ注文が出て相場が下落する悪循環のことをいう。
相場が上げそうで上げず、また下げそうで下げない状態のこと。「上げ悩む」、「伸び悩む」、「下げ悩む」などという。
相場を変動させる非常の出来事が発生して市場を賑わすこと。
あらかじめ売買の値段を定めないで、銘柄、限月および数量だけを指定して行う売買の注文のこと。
相場の下落の傾向を示すこと。
相場付きが安いことを指すが、軟調、低調というほどでもなく、少し安いという程度のときに用いる。
相場の先行きを悲観的にみて弱気になり、売り手に回っている者のこと。
損失を平均化するという意から転じて、買いの場合には安値になるに従って買い玉を増やして平均買値段を引き下げ、売りの場合には高値になるに従って売り玉を増やし平均売値段を引き上げる手法のこと。
現物の在庫が需要を大きく上回るほど豊富で、相場が上がりにくい状態のこと。「荷もたれ」ともいう。
運送中に貨物を担保として発行される為替手形のこと。
相場が予想に反して高騰または下落して損失が出そうになったとき、または損失計算となったとき、その損失から免れまたは損失を最小限に食い止めるため、売買建玉を転売または買い戻して市場から離脱すること。
一定期間の相場の波のうち時間的にいって2番目の底をいい、また、2番目の天井を「二番天井」という。
相場が不活発で上昇力が弱い事。
売買両者ともに売買を仕掛けることなく、互いにそのチャンスを狙っている状態のことをいい、「狙い合い」ともいう。
市場の景気、強弱に関係する人々の見解や見通しのことを「人気」といい、人気が悪くなって相場が安くなることを「人気安」、採算を度外視して単に人気だけで動いた相場を「人気相場」という。
相場が高くなって、一定以上の値段を超えることをいう。
顧客が商品先物取引業者に支払う新規・仕切り往復分の委託手数料を、約定値段の対象となる呼び値に引き直して算出した値動き幅のこと。買い値(売り値)から何円上がれば(下がれば)手数料が抜けられるかということを表している。また、値洗いの差金勘定が益でも、手数料を換算すると損の場合を、「手数料不抜け」という。
取引所では事務の処理上、多数の約定値段をある一定の値段に引き直すこととしているが、この場合に生ずる差金(約定差金または帳入差金)を計算すること。
相場の状況からみて当然出るだろうと思われる高値、または安値のことをいう。すなわち、高値または安値の出現の余地があることを指す。
仕掛けるのにちょうど頃合いの値段ということで、売るのに頃合いの値段を「売り値頃」、買うのに頃合いの値段を「買い値頃」という。
買い人気が高まり、商内が急増して、暴騰を続ける相場のこと。
悪材料が出て相場を圧迫するような相場の状況であっても、案外下落することなく、逆に反発して上げそうな力を持っていること。
国内では堂島取引所のみこの運用をしている。暴騰暴落により市場の混乱を防ぐため、一日の値動き幅に制限が設けられている。商品取引所では商品ごとに前日の最終値段より一定の値幅で決めている。この値幅に届いた場合「ストップ高」あるいは「ストップ安」となる。株式の場合も同様。ただし商品取引では、当限については納会月の十五日以降はこの制限が外される。値幅制限により手仕舞いが促進されずに混乱する事を防ぐため。
全商品、全銘柄が揃って高い・安いこと。
利乗せした玉のこと。
上がってきた相場が足踏みして上がらなくなった状態のことをいい、「伸びかねる」または「上げ悩む」ともいう。
ある手持ちの銘柄を売って、近い将来に上がりそうな他の銘柄を買うこと、または、受渡期限の到来した時に、一応手持ちの建玉は転売、もしくは買い戻しをし、さらに先物を買いまたは売ることをいう。当限を売って先限を買うことを「乗換買い」、当限を買って先限を売ることを「乗換売り」という。
取引所の立ち会い場所のこと。
取引員や会員が同一銘柄、同一限月の同枚数を、同一値段で売り、及び買いとして売買を成立させること。
取引所における売りの数量と買いの数量の合計数量のことで、出来高とは異なる。すなわち、売り100枚と買い100枚の場合には、売買高は200枚となるが出来高は100枚となる。
取引所で売買する最小単位。商品取引では枚(まい)で表すが、商品ごとに一枚の単位が異なる。
売買成立後、商品先物取引業者が顧客に対して通知する売買の詳細が記載された書類のこと。
立会いが開始されること。
相場の動き方の癖のこと。保合い相場のときによく出る。
その日の最初の取引、又は後場の最初の取引の値段のこと。
板寄せ式の立会で、売り注文と買い注文の数量が合わない時の数を端という。
相場が飛び放れて高くなったり安くなったりすることで、高くなった場合を「上放れ」、安くなった場合を「下放れ」という。
先物取引の受渡しは、当月限の一定日(多くは月末)であるが、受渡日到来前に受渡しを希望する者は取引所に申し出て、受渡日到来前でも受渡しを行うことのできる制度のこと。
相場が今のところは平穏にみえるが、いずれ激しく変動する気配を秘めていること。
新春早々の相場が高いこと「春高」といい、年末に新春の相場が高くなることを期待することを「春高期待」という。
数人の商品取引員に委託して、内密に市場で売買することをいい、このような売り物および買い物を「はわせ物」という。
むやみに高くなった相場が、反省的に下がること。「反省押し」ともいう。
取引所で買い玉を転売、または売り玉を買い戻すこと。
下げ過ぎた相場がその反動として高くなることを「反動高」といい、反対に、上げ過ぎた相場がその反動として安くなることを「反動安」という。
上昇した相場が上昇分の約半分下落することを「半値押し」といい、反対に下落した相場が下落分の約半分上昇することを「半値戻し」という。
Bank Of Japanの略。日銀のこと。
相場にはある一定の値幅でもみ合って上にも下にも動けなくなってしまう時期があり、その間、取組だけが膨らむ。買いたい者は買い、売りたい者は売ってしまったという状態になってにらみ合いが続くと、ある程度の日数をかけて取組がほぐれるのを待つほかはなくなることがあり、そのような取組のほぐれかたをいう。
相場に悪影響を与えるような情報や弱材料が新たに出た、あるいは相場のジリ貧低迷状況から見て、相場が先行きさらに安くなると考えられること。
下落した相場がいくぶん高くなることを指し、「引き戻す」または「戻す」ともいう。
保ち合いまたは下落傾向だった相場が少し上昇すること。
相場が上昇しているさま。
相場が少し下落すること。
その営業日の取引終了前の時間帯のこと。
その日の大引け(最終節)が最も高かった、または安かったこと。
立会いが終了すること。一般的には一日の終わりは「大引け」と呼ばれることが多い。
BID。取引レートを提示する側の買値、取引を求めた側であれば売れる値段のこと。
一日のうちに新規に建玉したものを手仕舞いして取引を終了すること。
相場が上昇基調にあったが、何らかの要因によって相場が下落し基調も転換すること。
人気が過熱状態の時などに取引所が規則を掛けて沈静化を図ること。
各商品の価格の動きを左右する要因の中で、本質的、根本的な要素となるもの。一般的には需要と供給の関係を左右する物事のこと。
多くの出資者から資本を集め運用する組織または金融商品のこと。
売り方が、安値をかまわず突っ込んで売り進むこと。
相場が著しく下落すること。
相場が急に上げる状態を「噴き上げ」といい、その状態でついた高値を「噴き値」という。
相場が下落している状況のこと。
割安な商品または将来高くなりそうな商品を選んで買うことを「物色買い」といい、反対に、割高な商品または将来下がりそうな商品を選んで売ることを「物色売り」という。
相場で見込みが外れて損失が続くこと。
注文の値段では相手がいないため、売買が成立しないこと。
損を覚悟で手仕舞う建玉のこと。
相場の波乱がなく穏やかなこと。
価格が均(なら)される動きのことで、取引所機能の一つ。
基礎的価格差のこと。現物価格と先物取引の価格との差。
市中において売り方と買い方とが現物の売買を行うにあたって、取引所の先物取引を利用すること。
一つのリスクを他のリスクにかけつなぐこと。「保険繋ぎ」ともいう。
保険繋ぎをする人のこと。
売り方が相場の高騰を防ぐために買い方に対抗して売り進むことを「防戦売り」といい、反対に買い方が相場の下落を防ぐために買い進むことを「防戦買い」という。
相場が一本調子に上がること、または急激に大幅に上げることで、「棒立ち」ともいい、反対に一本調子に下がることを「棒下げ」という。
取引所で取引員との計算する上で用いる基準値段のこと。「帳入値段」ともいう。
相場が下落するさまをいう。無気力に一気に崩れるさま。
相場が一度に大幅に上昇することを「暴騰」といい、高騰よりその上昇の仕方が激しいこと。反対に一挙に下落することを「暴落」という。
売買取組みが転売、買い戻しによって解けていくこと。
未だ手仕舞いされていない建玉のこと。
成行注文のこと。
ある商品について、売値と買値を一定の範囲内で常時、一定枚数提示する会員のこと。
取引保証金(証拠金)のこと。取引の損害に対する担保として供される。海外市場での取引の場合に使われる言葉。
有効証拠金が必要証拠金を下回り、ポジションを保有し続けるために必要な証拠金が不足している状態。
取引所における取引の基本となる取引数量または受渡数量を表す最少取引単位の呼称のこと。取引所の出来高、取組高なども枚数で表示される。
見込み違いから相場で損をすることをいい、その損となった建玉を「曲がり玉」という。
相場は一般に「まだ天井ではない」「まだ底ではない」と言われている時には「もう」天井や底をついている時だという相場格言。
小口の売買のこと。一般的には素人筋を指して「まばら筋」というが、玄人の小口売買を「まばら」ということもある。
業界用語で、出した注文を取り消すこと、または、ポジションを投資家がすべて手仕舞った状態のことをいう。
売買約定値段全額のこと。
相場の見通しについて、いつも変化無く上昇、または下降すると見こしているもの。
相場が思惑通りに動かなかったことを認めて、建玉整理すること。
取引が予想に反して損勘定となったときに、未練を残さずに損覚悟で決済することは、後々には大損に至らず結果的に価値のあることになるという相場格言。
まだ決済していない建玉のこと。
相場の将来を予測することをいい、先行高いと思うことを「先高見越し」といい、安いと思うことを「先安見越し」という。
市場の人気が回復して相場が上昇傾向になること。
「丸代金」に同じ。
値開きが無いこと。
一度下げた相場が、保ち合いの後上げ歩調をとること。または同一の材料を再び言いはやして材料とすることをいう。
取引所の上場物件となっている商品の品目の名称のこと。
ごく近い将来の事。今後数日間、ないしは数週間程度の先行きのこと。
ごく短期間の相場見通しのこと。
目先の「高い」「安い」で利を狙っている人達を指す。
ごく短期間の内だけ高い、または安いこと。
在庫品が増加して相場の動きが鈍くなること。
相場の動きが、ほとんど動かないかまたは動いても非常に小幅な動きであること。
一時的に下げた相場が回復して上昇へ向かうこと。
下落基調にある価格が一時的に上がること。
戻したところの高値のこと。
相場が何度も高低を繰り返して騰落の決まらないこと、または、売り手と買い手が長く売買の競り合いをすること。
相場の見とおしがたたないため傍観していること。
市場で売買が成立した時の値段のこと。
売りのこと。「何枚売る」というかわりに「何枚ヤリ」という。
相場が上昇しそうで上昇しないこと。
上昇傾向にあった価格が下落すること。
前場の寄り付き値段が前日の最終値段より飛び抜けて高かったり安かったりすることをいい、「夜放れ」ともいう。
相場の上下の動きが少ないこと。
取引所で売買を行い値段を約定させる際、取引銘柄の値決めを行う単位のこと。
寄り付き、もしくは前場または後場の第一節が高い(安い)こと。
その営業日の最初の立会時間のこと、または、前場、後場の最初の立会時間のこと。
寄り付き、もしくは前場または後場の最初の節の値段のこと。
相場が安くなる様子にあること。
相場が下がり気味で保ち合っている状態のこと。
その営業日の値動きを、始値・高値・安値・終値に分けて表す総称のこと。
自分の相場見通しを持たないで、大手筋の動きに従ったり、または突発的な事件に従って売ることを「雷同売り」といい、反対に買うことを「雷同買い」という。
相場が下落の傾向にあること。
価格が上下に激しく変動し、その後の方向が上か下かの見極めが非常に難しい状況のこと。
相場の変動、相場の開きにより生ずる差益金のこと。
将来発生する可能性のある損失を先物市場などで回避すること。
相場が予想通りの方向に動いて、保有する健玉に評価益が出てきてから健玉を増やすこと。利乗せのために売ることを「利乗せ売り」または「売り乗せ」、利乗せのために買うことを「利乗せ買い」または「買い乗せ」という。
市場での取引量のこと。
対象商品の流動性が乏しいために、売り買いの差(スプレッド)が開いて取引が円滑に行えないというリスク。
同一商品、同一限月の売り玉と買い玉とを建てておくこと。
テコの原理のこと。「レバレッジ取引」は少ない資金で大きな資金の取引をすることをいう。
価格変動の幅のこと。
あるものの相場が激しく上下した時に、他のものの同じように上下するものと予想して売り買いすること。
相場が急落し始めたため、相場の下落につれあわてて投げ売りすること。
現在の建玉に対し、決済と新規注文を同時に行い、取引を先に繰り延べること。なお、当社の店頭商品デリバティブ取引(CFD取引)においては、参照市場の最終営業日の前に、提示する限月の交代を行い、転売又は買い戻しによる決済を行わないでポジションを乗り換えることをいう。
一定水準以上の損失が発生した場合に、それ以上の損失の拡大を防ぐために、強制的に保有ポジションが決済されること。強制決済の結果、元本以上の損失が発生する可能性もある。
取引単位のこと。
採算上相場が比較的高いことを「割高」といい、また、反対に比較的安いことを「割安」という。
相場がある値段または一定水準以下になること。
資金量にまかせて相場の傾向や外的な材料を考えずに、強引に売ったり買ったりして形成された人為的な相場のこと。このように売ったり買ったりすることを「腕力張り」という。
Bank Of Japanの略。日銀のこと。
外国為替保証金(証拠金)取引のこと。
国際通貨基金。1944年7月米国ブレトン・ウッズにおいて開催された連合国通貨金融会議において調印されたIMF協定に基づき、1946年3月に設立された。加盟国が通貨に関して協力し、為替相場の安定を促進することにより国際金融秩序を維持し、また為替制限を撤廃することによって世界貿易の拡大をはかり、もって経済成長を促進させる事を目的としている。International Monetary Fundの略。
インディアナ、オハイオ、ミシガンの各地で生産される米国産黄大豆。
Japanese Government Bondの略。日本国債のこと。外債に対して、国内債という場合もある。
London Metal Exchangeの略。ロンドン金属取引所のこと。
ニュージーランド・ドルのこと。
大豆の略。ソイ・ビーンズの頭文字。
大豆かすの略。ソイ・ビーン・ミールズの頭文字。
ソイ・ビーン・オイルの頭文字。