投資信託は投資対象・投資先・方針で分類できる!【投資信託2時間目】
投資信託は、日本では大小さまざま5000種類以上あります。
たくさんの種類が存在する投資信託ですが、それぞれどんな違いがあるのでしょうか?
今回は、投資信託に投資するときの主な分類についてみていきましょう!

その中で自分に合った投資信託を見つけるのって大変そう…

どんな投資信託があって、どう違うのかを学んでおきましょう!


どの投資信託を選べばいいのか分からない
投資信託はどんなところを投資対象にしているの?
目次
投資信託の分類
日本だけでも5000種類はあると言われる投資信託。
この投資信託を大きく分類する際に、以下のような分類を知っておきましょう。
今回はこの3つの分類から解説していきます!


投資対象は?~株or債権~
投資対象が「株なのか?」それとも「債券なのか?」で分類することができます。
もちろんそれ以外の商品も運用しているものもありますが、この2つが投資信託の投資対象として代表的ですので、それぞれ紹介します。
もちろん株も債券も、そうでないものもありますが、一般的に株は比較的「ハイリスク・ハイリターン」、債券は比較的「リスクを抑えられる」と言われます。
株式は会社の業績が良くなると企業の利益が上がり、株主への配当金も増えます。
それに伴い株価も上がっていきます。
しかし、業績が悪くなると株価が急激に下がることも考えられます。
業績というのは景気にある程度左右されることから、景気がいい時は株価が上がる可能性も高くなりますが、景気が悪い時は業績が落ち、株価が下がる可能性もあります。
このように、株式は景気の影響を受けて株価が上下するのです。
一方で債券とは、国や企業が投資家からお金を借りる形で発行されるもので、簡単に言えば借用書のようなものです。一定の期間が過ぎると利息が発生し、満期になるとお金は全額返済されます。
国や会社が潰れない限りは、必ず投資したお金は返ってきます。つまり、景気が良い時も満期に返ってくるお金は増えませんが、逆に景気が悪い時も減りません。このように、債券は株式に比べるとリスクを抑えられる面があるのです。
投資信託ではよく組みこまれる商品の1つです。



もしくはどちらかしか組み込んでいないのか…
株or債券で投資信託を分類することができるんですね!

「バランスファンド」といいます。
そんなファンドを選ぶのも1つですね!


投資先は?~国内or海外~
投資先では、国内か海外かで分類することができます。
海外の証券は取引の売買に「為替」が関係しています。
しかし、国内の証券では「為替」は関係していません。


例えば、株などの海外の証券、それ自体の値段が変わらなかったとしても、日本円との両替レート…つまり為替の影響で損益が出ることがあります。証券自体の価格の変動に加えて、変動する要素が1つ増える分、全体の変動幅が大きくなるのです。
国内の場合は、このような為替の影響を受けないため、海外に比べると、その分のリスクを減らすことはできる、と言えます。
運用方針は?~インデックスorアクティブ~
投資信託が運用の指標としている基準をベンチマークといいます。
インデックス運用とは、ベンチマークに連動する投資成果をめざす運用手法のことです。
アクティブ運用とは、ベンチマークを上回るリターンをめざす運用手法のことです。
例えば、とあるインデックスファンドのベンチマークは日経平均株価だとします。
〔日経平均株価って?〕
日経平均株価とは、日本経済新聞社が発表する株価指数のことで、東証1部上場銘柄のうち、代表的な225銘柄をもとに計算されている。
ということは、ざっくり言うと日経平均株価に連動する投資成果を目指すので日経平均株価の元となる225銘柄を買えば、理屈上は日経平均株価に連動しますよね(注:実際の計算方法は多少異なります)。
それ以上の投資判断はしなくて良いので、手数料が比較的安めに設定されています。
一方、アクティブ運用の場合はどうでしょうか?
アクティブファンドの場合は、ベンチマーク以上の投資成果を目指します。
そのためには、情報収集や、専門家による投資判断が必要になります。
そのため、手数料は比較的高めに設定されています。

どうせするなら、大きな利益を得たいです!

超えるわけではありませんよ


その点にも注意は必要ですね!


まとめ
投資信託を分類するときには、主な分類として以下を抑えておきましょう!
投資対象 株or債券
投資先 国内or海外
運用方針 アクティブ運用or インデックス運用
投資信託を選ぶときに「どのファンドを選べばいいの?」となった時は、
その中身を見て、どんな商品なのかをしっかりと見極めましょう。
今回学んだ分類をしっかり理解しておけば、
✔好景気/不景気のときにはどのような影響があるのか?
✔為替の影響があるかどうか?
✔アクティブファンド運用とインデっクス運用の違いは?
など判断でき、投資信託選びの自分なりの基準ができるようになるでしょう!

適した投資信託を選べるようにします!

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