移動平均線をつかった「グランビルの法則」徹底解説!
前回のブログで、移動平均線のつかい方を紹介しましたよね。
今回は、その応用として「グランビルの法則」について解説します。
「グランビルの法則」は、むかーしからある移動平均線と株価の関係を利用した、
8つの売買法則のことです。
覚えておいて損はないので、しっかり理解しましょう!
▼移動平均線ってなに?という方はコチラの記事をお読みください!
投資家のほぼ100%が見ているであろう株価チャート。株価の動きを見るためにチャートをチェックしてるんだけど、株価についてくる謎の線…これなにを表しているの?と思いませんか?
テクニカル分析の基礎を学びたい
チャートをみて株価の動きを予想したい
目次
グランビルの法則 8つの基本法則
株価は移動平均線から大きく乖離したらその後移動平均線に戻ろうとし、逆にしばらく移動平均線に沿った動きをするとふたたび移動平均線から乖離する習性があります。
この習性を8つの基本法則に当てはめたものが「グランビルの法則」です。
「グランビルの法則」では以下の2つを用います。
・ローソク足
・200日移動平均線
8つの基本法則とは、以下の8つのタイミングです。
1つずつ見ていきましょう!
4つの買いパターン
①新規買い
横ばい、もしくは上昇している移動平均線を株価が上抜けたとき。
②押し目買い
株価が下がり、上昇している移動平均線を一時的に下抜けたがすぐ上昇に転じたとき。
③買い増し
上昇している移動平均線の上の株価が、下がっても移動平均線を割り込まず再び上昇したとき。
④短期の買い場
下降している移動平均線から株価が大きく乖離して下降したとき。
4つの売りパターン
⑤新規売り
横ばい、もしくは下降している移動平均線を株価が下抜けたとき。
⑥戻り売り
株価が上がり、下降している移動平均線を一時的に上抜けたがすぐ下降に転じたとき。
⑦売り乗せ
下降している移動平均線の下の株価が、上がっても移動平均線を上抜けず再び下降したとき。
⑧短期の売り場
上昇している移動平均線から株価が大きく乖離して上昇とき。
実際のチャートで見てみよう
…と思うので実際のチャートをグランビルの法則に当てはめて見てみましょう!
買いの局面
売りの局面
まとめ
今回は「グランビルの法則」について解説しました。
「グランビルの法則」はどんなときでも当てはまるものではありません。そもそも相場に絶対といった法則は存在しないのです。
ただ、この法則は昔から存在しているもので、テクニカル分析の中でも、最もシンプルなものです。
株価の値動きには“上がる”か“下がる”かしかありません。非常にシンプルなのです。
テクニカル分析には様々な技法があり、混乱してしまいがちですが、
そんなときこそ、シンプルな考え方を大切にしてみてください。
売買タイミングの見極め方の参考になるかもしれません!
当サイトは、当社の経営理念である「株式会社さくらインベストは投資に関する幅広い知識や技術を発信し、お客様をはじめ投資家の皆様の喜びに貢献します」に基づき、一般的な金融リテラシーの知識向上に役立てていただくことを目的としています。
当社(株)さくらインベストは商品先物取引業者であり、金融業者(証券会社等)ではなく、当社で株式等の金融商品の取引を行うことはできません。その為、金融商品等の勧誘や媒介を目的としていません。また、金融商品等のメリットを助長し取引を勧めるものでもありません。
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