ローソク足の見方をわかりやすく解説!
株価の値動きの推移をあらわしたチャートを株価チャートといいます。
今回はその中に出てくる「ローソク足」について解説します。

これからの値動きを予想することもあります。
「ローソク足」の見方はしっかりとおさえましょう!

テクニカル分析の基礎を学びたい
株価チャートを読めるようになりたい
ローソク足ってなに?
目次
ローソク足の見方
ローソク足には主に2つの種類があります。
株価が上昇して終わった時の「陽線」、株価が下落して終わった時の「陰線」です。
高値(たかね):ある一定期間で1番高かった値段
安値(やすね):ある一定期間で1番安かった値段
始値(はじめね):ある一定期間で最初についた値段
終値(おわりね):ある一定期間で最後についた値段
をあらわしています。細い線は「ヒゲ」と呼びます。
この“一定期間”によってローソク足は種類分けされています。
ローソク足の種類
ローソク足は、上述の“一定期間”の長さによって名前が異なります。
日足(ひあし):1日の値動きを1本のローソクで示したもの
週足(しゅうあし):1週間の値動きを1本のローソクで示したもの
月足(つきあし):1ヵ月の値動きを1本のローソクで示したもの
年足(ねんあし):1年の値動きを1本のローソクで示したもの
「日足」は、1日ごとのローソク足です。この「日足」を1週間分まとめたものが「週足」になります。
「月足」の場合は1ヵ月分をまとめたもの、「年足」の場合は1年分をまとめたものとなります。
ローソク足をヒントに値動きを考えてみよう!
株の値動きというのは、チャートだけで判断することはできません。しかし“どんな”ローソク足が、
“どの”タイミングで現れたかで今後の株価の値動きを分析することはできます。
例えば、このローソク足はどんな風に読み取れますか?
このような上のヒゲが伸びているローソク足の値動きはこんな感じです。
「最終的にはそんなに値段は上がらなかったけど、一時的にはすごい値上がりをみせたな~」
…というところでしょうか?
この形のローソク足は「トンカチ」と呼ばれ、上昇トレンドで出ると下落のサインであるとよく言われます。陰線のローソク足も同じようなサインですので、上昇トレンドでトンカチが見られたら「売りのサインかな?」と予想してもいいかもしれません。
実際のチャートを見てみましょう。
「ソフト99コーポレーション(4464)」の月足チャートです。
この銘柄では、2017年末までは上昇トレンドでしたが、「トンカチ」の陽線があらわれてから一気に下降トレンドに変わっています。
当時、実際にソフト99コーポレーションの株を保有していたなら、ローソク足をヒントに『売りのサイン』を予測できていたかもしれませんね。
…と、この「トンカチ」のローソク足はほんの一例ですが、このようにローソク足がトレンド転換のサインになることはよくあります。
まとめ
ローソク足だけをみて株価の動きを判断するのは非常に難しいですが、ローソク足を1つのヒントとして株価の値動きを予測するのは有効な手段です。
“どんな”ローソク足が、“どの”タイミングで現れたかをチェックして、トレンドの転換サインを見逃さないようにしましょう。こればっかりは経験も大事らしいので、株価チャートを見て予測した値動きと結果の値動きが、どう違ったのか?どんなローソク足が出ていたのか?しっかりと確認して経験値を増やしていくのがイイかもしれませんね。

ワタシは短中期での取引をしたいので、この手順でチャートをみるようにしてます!


そして、予測と結果の違いをきちんと振り返ることが重要なんですね。

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