実際の銘柄で練習しよう!いつ買うべき?いつ売るべき?どの注文方法をつかうべき?
前回は3つの注文方法を紹介しました。
今回の記事では、「どんなときに、どの注文をすればいいのか」などのアクションを起こすポイントを実際の銘柄で確認していきましょう!
株を買ったあとは値上がりするのを待っているだけ
どんなときにどの注文をだせばいいのかイマイチ掴めていない
前々回のブログで目標株価を設定してみた銘柄「イーレックス(9517)」を用いて解説します。
このブログを書いている2019年11月14日時点での値段は1639円ですね!
目次
いつ損切りする?
「現在の株価から○%下がった時点で損切りはする!」と損切りラインはあらかじめ決めておくのが
オススメです。
ワタシは損失をかかえて、そのままどんどん大きくなっていくのは怖いので現在値から10%下がったら損切りしようと思っています。今回はこの10%を損切りラインとして考えましょう。
目標株価は?
目標株価をもとめる方法は前に勉強しましたね。
株価はPERとEPSで求められるので、それぞれPERとEPSの予想値を仮定して求めた結果が2156円!
詳しいもとめかたはコチラの記事をご覧ください!
今回のブログでは、利益を確定するメドとなる目標株価のもとめかたについて解説します!買った株がどこまで上がるのかを予想できていないと、少し株価が下がっただけであわてて売ってしまう…
いつ買う?
では、実際に買うタイミングとそのときの注文方法を考えてみましょう!
まず、「成行注文」は今の現在値1639円ですぐに買いたい場合に出す注文です。
これは簡単ですよね。
「指値注文」を出すなら、この場合、次の押し目がきたタイミングでの買い注文が考えられます。
つまり次に株価が移動平均線に近づいてくるときを予想するのです。点線部分が予想の株価の動きだとすると…
だいたい1580円くらいですかね。1580円まで待つ場合には「指値注文」が最適です。
「逆指値注文」は、基本的に“もみ合いからの上放れ”があらわれそうなときに使うことが多いです。
今回は、株価チャートでの重要な値動きパターン「もみ合いからの上放れ」について解説します。よくある値動きの1つなので覚えておくとオススメです。実際のチャートを見ながら、テクニカル分析を特訓しましょう!
今回は、もみ合い相場になっているわけではないので「逆指値注文」を出すことはあまり考えにくいですが、出すとするならば1480円~1700円くらいのレンジで考えるのがいいかと思います。
1700円を超えたあたりで、大きな値上がりを期待して「逆指値注文」を出すことは考えられますね。
さて、以上今の相場でそれぞれの注文を出すタイミングの例を挙げてみました。
この銘柄がこれからも上がる保証はないですし、下がる可能性だってもちろんあります。
しかし、もし、あなたが上がると判断した場合、どのような注文をだしますか?
①今すぐ1639円で成行注文
②1580円まで待って指値注文
③上放れを狙って1700円を超えたら逆指値注文
一度、練習だと思って考えてみてください。
いつ売る?
次は、売るタイミングとそのときの注文方法について考えてみましょう!
買ったのは先ほどの、②1580まで待って指値注文 で買ったこととします。
売るタイミングでの注文は、目標株価で「指値注文」、損切りライン(-10%)で「逆指値注文」を出しておくのが基本です。
-10%(1422円)を切ったタイミングですんなり損切りできますし、目標株価(2156円)に到達したら利益を確定することができます。順調に株価が上昇して目標株価に到達したタイミングで
「指値注文」で利益を確定させる…というのが理想ですよね。
ただ、そんなに単純に株価が動いてくれるとは限りません。
いちばん悔しいパターンは、順調に上がっていったけど、目標株価には到達せず下がった場合です。
せっかく値上がりしたのに、最終的には逆指値注文で損切りされたら…悔しいですよね。
そんなときは、目標株価までは到達できなくても上昇中に売れるように、移動平均線をチェックしておいていつでも売れる準備をしておきましょう。
「上昇トレンドでついてくる移動平均線を割り込んだタイミングで、成行注文ですぐ売ろう!」と決めておいて株価の値動きを追っていくのです。
このような「指値注文」「逆指値注文」の他に、もう1つ売るタイミングの基準をつくっておくことで、最終的に損切りで終わってしまうリスクを回避することができます。
是非覚えておいてください。
まとめ
今回は実際に銘柄を買うとき、売るときに、どんなふうに注文を出せばいいのかを解説しました。
どのタイミングで、どんな注文を出すべきなのかの判断は、各個人で異なるかと思います。
ただ、株式投資をしている全ての方がずっとチャートを見続けていられるわけではありません。
「このタイミングで買いたかったのに…、売りたかったのに…。」
となる前に、すべての注文方法を適切に使せるようになった方がいいですよね。
だんだん掴めてくるような気もしました!
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