忘れてはならないリスク管理!利益・損失を確定させるタイミングは?
株取引をしていると、どうしても付いてくるのが「リスク」の存在です。
投資家は、買った銘柄の株価が上がったら「まだまだ上がる予感がするぞ!」と考え、下がったら「いや、これから上がるはず…」と考えてしまいます。しかし、そのような一時の感情で利益や損失を確定できないでいるのでは、リスク管理ができているとは言えません。
利益確定・損切りのタイミングがなかなかつかめない
株はやっぱりリスクが怖い
目次
リスク管理のコツは投資理由を明確にすること
投資をするときは、「なぜその銘柄に投資をしたのか」という投資理由を明確にしましょう。
- 業績と業績予想が上がっている
- PERが低く割安
- チャートが上昇トレンドである
- ヒットしそうな商品や事例がある
…など、投資理由は様々だと思います。
これらの理由を明確にしておくこと、
さらにこれらの理由によってどれくらいの株価上昇が期待できるのか
をしっかりと考えておくことが大事です。
投資理由と、どれくらい上がるかを考えてから投資することで、
その理由が崩れたら損切り、目標に到達したら利益確定…といった戦略をとることができます。
投資理由が崩れたら損切りのサイン!
株式投資で、理由が明確でないまま銘柄を持ち続けることはとても危険です。
なぜ上がると思ったのかを分からずに株を持ち続けると、下がったとしても、
また上がるかもしれないという心理が勝ってしまい、なかなか損切りできないことが多いのです。
「株を買う」=「株価上昇が期待できると思ったから買う」ワケですから様々な理由がありますよね。
例えば、チャートの形をメインに分析して株価上昇を期待したのなら、
チャートの形が崩れたタイミングで損切りをするべきです。
しかし発売商品のヒットを予想して株価上昇を期待したのなら、発売までに多少の株価の上下があり、チャートの形が崩れたとしても、まだ損切りをしなくても問題ないでしょう。
このように、何を株価上昇の理由にしたのかを明確にしておくことで、
投資理由が崩れたときを損失確定のタイミングにすることができます。
目標株価に到達したら利益確定のサイン!
「なぜ株価が上がると思うのか」とともに「どのくらい上がるのか」を考えたうえで株式投資をすることも重要です。
目標株価を設定できたら、そこに到達したときを利益確定のサインにすることができます。
目標株価は、PERと1株益から求めることができます。
PERってなんだっけ?という方はコチラで復習しましょう!
目標株価の求め方はすこしややこしいので次回詳しく解説します。
まとめ
株式投資に限らず、投資にはつきもののリスク。
しかし、重要なのはこのリスクとどうやって付き合っていくか、という点です。
リスクと上手に付き合うために
✔投資する理由を明確にすること
✔どのくらいまで株価上昇が期待できるのかメドをたてておくこと
この2点は覚えておきましょう!
あわせて読みたい
当サイトは、当社の経営理念である「株式会社さくらインベストは投資に関する幅広い知識や技術を発信し、お客様をはじめ投資家の皆様の喜びに貢献します」に基づき、一般的な金融リテラシーの知識向上に役立てていただくことを目的としています。
当社(株)さくらインベストは商品先物取引業者であり、金融業者(証券会社等)ではなく、当社で株式等の金融商品の取引を行うことはできません。その為、金融商品等の勧誘や媒介を目的としていません。また、金融商品等のメリットを助長し取引を勧めるものでもありません。
当サイトは、当社の経営理念である「株式会社さくらインベストは投資に関する幅広い知識や技術を発信し、お客様をはじめ投資家の皆様の喜びに貢献します」に基づき、一般的な金融リテラシーの知識向上に役立てていただくことを目的としています。
当社(株)さくらインベストは商品先物取引業者であり、金融業者(証券会社等)ではなく、当社で株式等の金融商品の取引を行うことはできません。その為、金融商品等の勧誘や媒介を目的としていません。また、金融商品等のメリットを助長し取引を勧めるものでもありません。
今後非表示にする
本ブログのご利用にあたり、使用上の留意点につきましては【重要事項のご説明】をご覧ください。